碧南市 S様邸 門柱工事
月日の流れがはやい!!
私は今、もう6月13日だということに腰を抜かしました。
ついこの前、「もうすぐ6月かぁ」としみじみしていたのに。
何故かわかりませんが、本当に一瞬の2週間でした。
こうしている間に一か月が過ぎ、20代が終わり、アラフォーになり、気づいたら年金をもらってるんでしょうね。
時間の流れ方って、面白いと思いませんか?
例えば、デスクワーク中、会議中、勉強中。
1時間が、1年のように長く思えます。
でもそんな毎日を繰り返していると、1週間は秒のように過ぎていくもの。
一方、全く知らない場所に旅行に行ったとき。
一日が終わるころには、「今日も、本当にあっという間だったなぁ」と思います。
でも旅行の最終日、「あっという間だった」はずの毎日を振り返ると、はるか昔のように思えるんです。
長いようで短い。短いようで長い。
この感じ方の違いは、一体どこから生まれているんでしょうか。
それをコントロールするにはどうしたらいいのでしょうか。
脳って面白いですねぇ。
さて、そんな私が「ついこの前」図面を書いた、碧南市のS様邸。
今週、門柱工事が行われました。
S様邸の門柱は、タイル張りの造作門柱。
使用しているタイルは、INAXの「HAL-420 STC-BS2N」という石調タイル。
一様でない石模様が特徴的な、磁器質タイルです。
表札部分だけ、サンワカンパニーの「ニューマジスカブラック」を使用しています。
攻めた名前の割に、見た目はシックで落ち着いたタイル。
マットなブラックが、門柱全体のいいアクセントになっています。
デザイン性の優れる機能門柱もたくさんありますが、やはり造作門柱の高級感には及びませんね。
一目見たらわかる高級感と、お家の顔と呼ぶにふさわしい重厚感。
よく見ると、タイルをあえて凸凹に貼っているのがお分かりいただけるでしょうか。
こちらの方がわかりやすいかな?
造作門柱は重厚感がある分、のっぺりとした野暮ったいイメージになってしまいがち。
でもS様邸門柱は、この凹凸によって彫の深いデザインに。
陰影が付くだけで、一層におしゃれになりますね。
S様邸は、お家も外構もモノトーンで統一されています。
来週は、カーポート工事が行われる予定。
また進捗をお伝えします!
モノトーンっていいですよね。
モノクロ映画とかも、独特の雰囲気があってお洒落。
脳には「経験則」というはたらきがあります。
脳は、過去の経験をもとに物事を予測することで、省エネ運転をしているそうです。
でも、吹き替え版の声が思ってたのと違う、など、先入観が邪魔をすることもしばしば。
その点モノクロ映像は、自分で色を想像しながら見ることができます。
過去の経験や先入観の影響を受けない、ということ。
その面白さがあるからこそ、色あせない名作が沢山あるんでしょうね。
私の中で、モノクロ映画の代表作は『ローマの休日』。
ストーリーや俳優も素晴らしいですが、モノクロだからこそ愛されているのかもしれません。
白黒の力は凄いですね。
ということで。
明日の服は、モノトーンで決まりですね。