解体作業
先月のある日の話。
弊社で、年に2回の一大イベントが行われました。
その名も、お歳暮解体。
冬の恒例行事であり、夏には「お中元解体」と名前を変えます。
なぜ「解体」というのか。
それは、弊社が頂いたお中元やお歳暮は、社長夫婦のご親切により、社員一人一人に均等に配分されるから。
12月になると来社し、弊社の休憩室を占領するお歳暮たち。
沢山のお取引先様のご親切、嬉しい限りです。
でも、必ずしも良いことばかりではありません。
仕事で疲れた時の誘惑たるやなんや。
疲れていると判断力が鈍るので、箱ごと食べかけます。
特に、小麦色の、とってもドライなあの飲み物。
あの破壊力は異常。
「飲んでください」って顔でこちらを見てくるんです。
そうです、コンプライアンスを守るためにも、早めに片づけなければならないのです。
ということで、いざ解体へ。
作業はいたって簡単。
まずお歳暮を全て並べ、満足感に浸る。
そして、密かに狙いを定める。
人数分の箱を用意する。
無心で詰める。
以上です。
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なんとも壮観なこの眺め。
まるで、全世界を手に入れたかのような満足感です。
ダレイオス1世やアレクサンドロス大王も、こんな気持ちだったのでしょうか。
これを一人一人、なるべく公平に分けていきます。
仕分け作業って、なかなか楽しいんですよね。
そして、作業を手伝った人には、味を選ぶ特権も与えられるので、いいこと尽くし。
このようにして、私が頂いたのがこちら。
![](https://sanyugiken1.net/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_7344-1024x768.jpg)
とってもドライな飲み物がこちらを向いていますね。
横には鯛をもったおじさんも。
ニヤニヤが止まりません。
社長、ありがとうございます。
美味しく頂きます。
一瞬でなくなりそうな予感もしますが…。