極寒にて
先週の水曜は、恐らく今シーズン1番の冷え込み。
ここ安城市でも、雪が降りました。
最高気温は2℃。
三河に住む者からすると、この気温は「極寒」にあたります。
”極めて寒い”のですから、当然、暖かな布団から出られるはずがありません。
でも、時に社会は、真冬の冷え込みより冷たいもの。
「とてもさむいのでおやすみします」なんて言えば、しばかれます。
結果、その日も就労へ。
さてその日。
事務所のドアを開けると、なんだかいつもより暖かい気が。
それもそのはず。
石油が燃えていました。
社長が倉庫から引っ張り出してくれた代物です。
弊社では現在、4台のエアコン、5台の電気ヒーターが稼働中。
これだけで、えげつない電力を消費しています。
最近ブレーカーが落ちまくるのは、きっとこのせい。
しかもエアコンや電気ヒーターって、あんまり暖かくないんですよね…。
寒い時に暖かくなく、昼過ぎになると、逆にモワっと気持ち悪い暑さに。
ゾクッと、冷や汗をかくような暖かさになって、苦手です。
その点、さすがは石油ヒーター。
一台で、体の芯から一気に暖まります。
石油ヒーターをつけるたびに「冬っていいなぁ」と思います。
なぜ石油ヒーターの方が暖かいのか?
燃焼によって加湿ができること、そもそもの火力の違い、いろいろ理由はあります。
個人的には、ストーブのあの「匂い」も原因では?と予想。
匂いって、記憶や感情と密接に関係してますよね。
昔は好きだった匂いが、ある出来事で嫌いになることがあります。
例えば、禁煙するとタバコの匂いが嫌いになったり、元恋人の香水の匂いが嫌いになったり。
こう考えると、匂いと温度感も関係しているように思えるんですよね。
嗅覚と、脳の「温度感覚」をつかさどる大脳皮質が関連していて、錯覚的により「暖かい」と脳内に伝達され、それがああなってこうなって…………
はい、結局のところ、どんな理屈だろうと暖かければいいんです。
おかげで、この冬も乗り越えられます。
でも、よーく見ると。
社長
さすがにやりすぎじゃないですか????
これもう、極夏ですよ。