新企画「管理人のお勉強」コーナー。
本ブログ管理人である私が、お庭造りやエクステリアのトレンドを勉強し、皆さんにご紹介する不定期企画です。
皆さんのお庭作りの参考にもなり、私の勉強にもなり、弊社のあきないにもつながるのでは。
そんな欲としたたかさの垣間見られる記事ですが、しばしお付き合いくだされば幸いです。
今回は、話題のエクステリアアイテム「ガビオン」についてご紹介します!
ガビオンとは?
ガビオン。多くの方は、聞いたことすらない言葉でしょう。
簡単に言えばガビオンとは、金網の中に石を詰め込んだもののこと。

こんなかんじです。
(厳密にいうと、この「石を入れるための金網」のことを、ガビオンと呼ぶそう)
私もこの会社に入ってから名前を知ったんですが、たしかに最近、街中のお洒落な家やお店で見かけるようになってきました。
ちなみに日本では「蛇籠(じゃかご)」とも呼ばれています。
Wikipediaによると、蛇籠は中国から伝わった技術で、護岸工事の際に使われていたんだとか。
金網の代わりに竹を編んで籠にし、そこに石を入れていました。
今とは少し用途が異なりますが、日本にも馴染みのあるアイテムなんですね。
そして長い時を経て、最近、エクステリアアイテムとして生まれ変わりました。
お洒落ですねぇ。
重厚感もありながら、抜け感もある。
空間のアクセントにぴったりなアイテムです。
ガビオンは、バリエーションが豊富なのも強み。
どのくらいの高さ・長さにするのか、どんな種類の、何色の石を入れるかなどなど。
少しの工夫で、お庭の雰囲気をガラリと変えることができます。
デザインの幅が広く、どの家にもマッチするガビオン。
塗り壁にガルバ屋根など、シンプルな外観のお家に特におすすめです。
控えめで洗練されたお家だからこそ、ガビオンの無骨さが際立ちますよ。
弊社施工事例
ではここで、弊社の施工事例を一件ご紹介します。

これは、門柱をガビオンで作った例。
石の色を明るめにすることで、圧迫感を軽減し、視覚的にも良いコントラストを生み出しています。
このように、門柱や花壇をガビオンにしたり、笠木をつけてベンチにしてみたりといった使い方も可能。
ガビオンですが、DIYも可能です。
小型のものであれば、メッシュフレームと割栗石があればOK。
メッシュフレームに石を入れていけば完成です。
ですが、大型のものになると、業者に頼むのが無難かもしれません。
というのも、倒壊防止のために根入れが必要だったり、隙間なく石を並べるのには技術がいるから。
餅は餅屋といいますし。
もし気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください!
ガビオン なかなかのアイテム!
今回は「ガビオン」についてご紹介しました。
お庭の主役にも、小さなアクセントにもなる万能アイテム、ガビオン。
なかなかお洒落で、奥の深いアイテムではないでしょうか?
ぜひ、皆さんもご検討あれ。
いかがでしたか?
外構のトレンドネタが見つかり次第、また投稿する予定です。
ぜひ、お楽しみに!
以上、管理人のお勉強でした~。