『山又山山桜又山桜』

やままたやまたまたまざくらまたやたまねぎｍｍ…

舌が逝きそうな読みにくさですが、実はこれ、れっきとした俳句なんです。

山桜が山一面に咲き誇っている様子が、伝わってきますね。

春といえば、桜。

桜といえば、春。

桜が咲くと、一年の節目を感じます。

今年は例年より3月の気温が低かったため、開花も遅れ気味だそう。

近くの公園でも、まだ蕾の桜の木がわんさか。

今年初めて「桜の蕾って、なんかかわいくてええなぁ」と思った私は、花鳥風月が始まってしまったようです。

四季も、死期も近いかもしれません。

今週は、O様邸のアプローチ外構について。

住居との統一感がある、素敵な空間です。

ライトグレーの大判タイルが目を引きます。

使われている門柱は、UNISONのMies（ミース）。

無駄をそぎ落としたシンプルさと、抜群の宅配スペースが魅力のアイテムです。

マットブラックのシンプルな外観が、明るめの空間のアクセントとなっていますね。

玄関横はこんな感じ。

ここに植栽がはいり、根本は割栗石で固められる予定です。

アプローチ空間は、「建物と外部を切り離す場所」ともいわれます。

壁や植栽を上手に設けて、外の空間が見えないようにする。

動線をあえて曲げて、視線をずらす。

照明や水場などを用いて空間を演出し、雰囲気を変える。

ホテルや美術館などのアプローチは、このように色々な工夫を施して、特別な空間に仕上げます。

住宅であっても、この理論は同じ。

お家の内部に予算の多くを費やしてしまいがちですが

お家の「顔」となる部分で手を抜いてしまうと、少し物足りない印象になってしまいますからね…。

これからお家を建てられる方は、ぜひ、外構・アプローチの計画もお早めに。

お家の仕上がり・満足感が、格段に上がりますよ！

どんな植栽になるのか、楽しみですね。

え？桜？？

実は桜、植栽としてはあまりお勧めできないんです。

根が強いため建物の基礎が悪くなる、害虫が多い、手入れが面倒などなど…。

桜は、近所の公園で、お茶をすすりながら見る程度が一番です。

どうしても桜が欲しければ、桜盆栽などもお勧め。

オフシーズンも、比較的管理がしやすいですからね。

ぜひ、賢く、かつおしゃれな植栽をお選びください！

とはいえ、今年の桜はこれから。

団子とお抹茶と弁当とお菓子とビールとおつまみを片手（両手？）に、今年も桜を楽しみましょう！